【リポート】信越五岳トレイルランニングレース2022 100マイルを完走しました。(準備編)

2022年9月27日

2022年9月17日(土)~19日(月・祝)に、長野県と新潟県に跨る信越高原を舞台として開催された「信越五岳トレイルランニングレース2022」の100マイル(163km)部門に初参加し、無事、32時間33分にて完走してきました。

◾️信越五岳トレイルランニングレース 公式サイト

3年ぶりの開催となった、信越五岳トレイルランニングレース(以後、信越五岳)でしたが、日中の暑さが影響したのか、100マイル部門の完走率は39%(例年50%程度)と過去例を見ない過酷なレースとなりました。

その環境の中、初100マイルレースで初完走できた体験をまとめ、次に挑戦するランナーへの参考になればと、記憶があるうちに書き留めます。
乱筆長文お許しください。

信越五岳100マイルに臨んだ経緯・きっかけ

今回、共に信越五岳を走ったラン友と以前より「信越五岳を走ってみたいよね」っと話しており、実は、前年2021大会の「110K」部門にエントリーしていました。

しかしながら、2021年は新型コロナウイルス感染症の影響により中止に。その代わり次年2022大会への優先エントリーが付与されました。

そして信越五岳2022のエントリーが始まる前、2022年3月に熊本県で「球磨川リバイバルトレイル」が開催され、自分とラン友は106Kの川辺川コースに出走し完走。

106Kボロボロになって完走果たしたものの、同日行われた100マイル部門のランナーのなんとも力強く颯爽とフィニッシュしていく姿に感動と刺激を受け、100マイルへの思いがフツフツと湧き出てきました。

その後、信越五岳2022の優先エントリーが開始され、100マイルのエントリー条件として「離100km以上の国内外のトレイルランニングレースを制限時間内に1レース以上を完走していること」と明記されており、球磨川リバイバルトレイルで106Kを完走し条件をクリアしたことで、100マイルにエントリーすることができました。

レース前のトレーニング

信越五岳トレイルランニングレースは「走れるレース」というフレーズが定着していますが、関門時間設定も厳しく「走れないと完走できないレース」でもあります。

信越五岳2022の完走に向けてのトレーニングは、トレイル力の強化より100マイルを走るきるための「距離耐性」をつけていくことにし、以下の3点に注力しました。

  1. これまでの200キロ程度だった月間走行距離を300キロにあげる。
  2. Back to Backのセット練を意識する。
  3. ロング練(30K超)を定期的に入れる。
  1. については、これまで平日2,3回だった10Kロード練習を3,4回に増やし、そのうち1,2回は帰宅ラン(15K)を取り入れ、定時上がりで夏の灼熱のロードを走って帰宅したりして平日の走行距離を伸ばしていました。当然、トレイルも含めての月間300Kですが、トレイル量を増やすというよりロード量を増やしました。
  2. については、これまで2日続けて走ったら休足日を入れていたのですが、重足を作った状態でも走り続けられるよう5日連続走ったり、ロング走の前に重足を作るためにしっかり走ったりしました。
  3. については、週1日(主に週末)に30Kを超えるロング走(ロード&トレイル)を実施予定でしたが、家庭の都合や天候、体調等により実施できたりできなかったり。。。それでも、レース前3ヶ月のトレーニング期間で7回(うち2回は60K超え)はロング走を実施していました。

トレーニング時に気をつけたこと、特にロング練の際は、心拍数を無駄に上げず有酸素域の150bpm以下で走り切れるようペースをコントロールしていました。

トライアスロンやウルトラマラソンなどのエデュランス系(長い時間を使うスポーツ)で有利とされているマフェトン理論を厳守すると、自分の場合は133bpm以下で走る必要があるのですが、さすがにそこまで落としたら先に進まないので、汗。

それと、ロング練時には、レース時の「ザック重さ」を考慮し、必携品や補給食等を常にザックに入れて負荷を掛けて走っていました。

トレイルでのトレーニングでは、登りより降りの足捌きに重点をおきました。スピードを上げて降るとどうしても乱雑な足捌きになってしまい、前太ももに徐々に疲労を溜めていくため、なるだけ、疲労をためずスムーズなソフトな着地で降りていけるようトレーニングでは心がけました(←できていたかどうか不明)。

食事・睡眠

食事については、効率よく脂肪燃焼させるための「ファット・アダプテーション」を厳格に取り入れるまではできず、気持ち糖質を減らしたり(夕飯のお米を抜く程度)、トレーニング後にプロテインを摂取したりしたくらいです。

あと、脂質燃焼効率をあげるため「MCTオイル」を朝食時に摂取したり(←これは以前からやってる)していました。

ビールは1週間前まで飲んで、カフェインは3週間前から徐々に減らし、最後の1週間で完全に抜きました。

レースの3日前からはレース中に飲む予定の胃薬「恵命我神散」を服用して胃になじませました。

その他、2週間前から「ヤ○ルト1000」を急に飲んだりしました(が、逆にお腹が緩くなってしまった)。

睡眠については、もともと熟睡するタイプではなく(就寝中1,2度は必ず起きる)レース日まで「よく寝たな〜」ってことはなかったです。

アクセス

私は九州の佐賀県在住です。長野・新潟まで行ってトレイルレースに参加するチャンスは、残りの人生でそうないかと思うので「一度っきり」と腹を括って(お金を出して)万全の状態で望めるよう旅程を組みました(妻よ、ありがとう!)。

【前日】 9月16日(金)

福岡空港から、FDA(フジドリームエアライン)にて松本空港まで飛び、エアポートバスで松本市内まで移動※。松本市内からはレンタカーを借りて長野市内のホテルに一泊しました。※空港でレンタカーが借りれなかったため

【当日】9月17日(土)

午前中に、長野市から受付がある斑尾までレンタカーで移動。事前に有料仮眠(レース後の宿泊先を使えるプラン)を取っていたので、斑尾で装備品チェックやチェックインを済ませた後は一旦宿に戻って休憩等をしていました。宿は、妙高・赤倉の旅館だったので斑尾からは車で30~40分くらいでした。100マイルのスタートは午後6時30分。それに間に合うよう宿を出発してスタート地点に戻りました。

【後日】9月19日(月)、20日(火)

レース後は宿へ戻るも着いたのは午前6時… 風呂入って2時間ほど仮眠して朝食を取り、11時過ぎにチェックアウト。

100マイル完走者は、表彰式で信越五岳名物の「バックル」が貰えるので宿から表彰式会場に移動。表彰式後は、レンタカーで松本市内に移動して後後泊。せっかくこっちまで来たので上高地によって観光して帰る予定が台風の影響もあってか天候優れず… 諏訪湖周辺を観光した後、FDAにて松本空港から福岡空港へ戻りました。

計4泊5日の旅となりました。(お金の計算は敢えてしないw)

次につづく。